NISAって聞くけど、もう60過ぎちゃったし、今からじゃ遅いかなぁ？
遅くなんかないわよ。むしろ今からが大事。
まずは生活防衛資金をちゃんと整えましょう。
NISAを始める前に知っておきたいこと
NISAは老後の資産形成にぴったりな制度ですが、
始める前に大切なのが「生活防衛資金の確保」です。
「NISA口座に全額入れちゃった！」
では・・・
急な出費に困ることも。60代からの投資は、安心して続けられる環境づくりが第一歩です。
なぜ「生活防衛資金」が必要なの？
投資にはリスクがつきものです。
たとえ長期運用が前提のNISAでも、相場が下がる時期は必ずあります。
そんな時に「生活費が足りないから売るしかない…」という状況では、
本来の効果が得られません。
60代以降の資産運用では
- 収入が限られること
- 予期せぬ医療費や介護費
- 年金開始までの空白期間
といった現実があります。だからこそ、まずは生活を守る資金を用意しましょう。
そもそも「生活防衛資金」ってなに？
生活防衛資金とは、「収入が一時的に途絶えても、生活を維持するためのお金」のこと。
たとえば、
ケガや病気、家族の介護などで想定外の出費があった場合にも、
安心して暮らすための“防波堤”です。
60代の場合、「働けなくなるリスク」「年金以外の収入減」なども考慮して、
しっかり備えておくと安心です。
生活防衛資金はいくら必要？目安をチェック
一般的には、生活費の3〜6か月分が目安とされています。
| ひと月の生活費 | 生活防衛資金の目安（1年分） |
| 20万円 | 240万円 |
| 25万円 | 300万円 |
| 30万円 | 360万円 |
特に、６０代で退職後や年金生活に入る人は、1年分あると安心です。
どこに置いておけばいいの？安全な管理方法
具体的にはどうしたらいいの？
生活防衛資金は、いつでも引き出せて、元本が保証されている場所に置くのが基本です。
おすすめの置き場は
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ネット銀行の高金利口座
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定期預金（短期）
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普通預金口座
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ゆうちょ銀行や地元の信用金庫など、アクセスしやすい口座
⚠️投資信託や株ではなく、あくまで「現金」として手元に置いておくのが大事です
防衛資金ができたら、NISAスタート準備へ
生活防衛資金がある程度確保できたら
いよいよNISAの出番です
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毎月少しずつ積み立てて
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暴落時も慌てずに続けられるようにして
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「10年後、ゆとりの老後」に向けてスタート！
これが“ゆるっと安心して投資を続ける”コツです。
【まとめ】焦らず、自分のペースで進めましょう
60代からのNISAは「遅い」のではなく、「ちょうどいい」です。
これからの人生を安心して楽しむための準備として、
まずは生活防衛資金をしっかり整えて、一歩ずつ進めていきましょう。
